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被害者の救済か加害者の更生か

警察沙汰になるような事件を起こし、被害児童に本当に申し訳ないと思うのならば、自主退学すると思っていました。
自分の子供がそんな事件を起こしたのなら、私はそうします。
被害者が加害者と会いたくないと思うのは当然のこと。
だったら辞めるべきは加害者で、被害者が学校に来れなくなるなんていうのはおかしなはなし。
私は今でもそう思っています。

でもその学校はそうではありませんでした。

【被害者の救済】より【加害者の更生】が大切だったのです。

ちび猫から後日聞いたある教師の話。

加害生徒も反省して謝りたいから、会って話してみろ……と被害児童に告げたらしいです。
しかももう部屋まで準備して、加害生徒を待機させて。
くだらない『更生のシナリオ』です。

性的被害者に加害者を合わすこと自体、常識では考えられない愚行です。
しかも保護者に何の相談もなく、上下関係の立場の強い教師から、逃げ場のない被害児童に告げたとあれば、常軌を逸しているとしか思えません。

そして、加害者の反省文は教師の添削したといういわくつきのもの。
反省なんかしてはいないのです。
していれば、とっくに自主退学しています。

……この時、ちび猫も迷いを感じ始めていました。

本当に正義が勝つのだろうか……。

悪いことした人間は、きちんと裁かれるのだろうか……。

でもまだ力のないちび猫たちは、信じるしかなかったのです。


警察も頑張って動いたようですが、加害者全員の証拠を押さえることはできず、加害者の中でも上下関係があり、証拠隠滅に走ったりしてみんなが満足のいく結果ではなかったようです。
でも、学校側は間違いなく退学の判定だろう。
関係者の保護者たちは、誰もがそう思っていました。
もちろんちび猫たちも。

そしてひっそりと学校に集められた関係児童の保護者達。

保護者側……被害者からの意見すら何一つ聞かれないままに、学校側から告げられた決定事項は、ただの謹慎処分。
みんな唖然です。

この学校には正義は皆無です。

あるのは体裁と校長のくだらないプライドだけ。

『加害者も見捨ててはいけない』だそうです。でも被害者をすでに見捨てています。
ろくに反省もしていない加害生徒を登校させれば、被害児童が不登校になるのは誰だってわかります。

実際、そうなりました。
当然です。
そして校長はそのまま定年で学校をさりました。
なんという無責任な教育者か……。

ただ、そこから先は私の予想を超えていました。

ちび猫が学校を休みたいと言ったのです。
いや、それ自体は良く理解できました。
心も体も疲れ切っていたので、しばらく休んだ方がいい。
そう思いましたから。

しかし、その時すでにちび猫の心は壊れていたのです。

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コメント

このようなことが行われていいものでしょうか。怒りに震えました。これは学校という密室で、大人たちがちびネコちゃんに対して行った虐待ともいえるものだと思います。こんなことしているから、学校や教育委員会を誰も信用しなくなるのです。うん、学校は嘘をつく。その現場を私も見てきました。ほんとに腹立たしいです。ひとりでも多くの保護者のかたが声をあげていくしかないのでは。ちびネコちゃん、早く立ち直られるといいですね。遠くからですが、応援しています☆

投稿: 森くま堂 | 2013年8月 9日 (金) 17時52分

ありがとうございます。
ちび猫は今ようやく自分を取り戻しつつあります。
だからやっとこうやって向き合って書けるようになりました。

学校にはイイ教師も悪い教師もいますよね。
教育現場が一般の社会と大きく違う点は、自浄能力が欠如していることだとおもいます。
言い訳体質で反省することをしないのでは、良くなるはずがないですもんね。

投稿: 黒いネコ | 2013年8月10日 (土) 11時39分

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