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小説は誰のものか?

森くま堂さんが、いい題材を投げかけてくれたのでよく考えてみる。( ̄~ ̄;)

小説は誰のものか?

>あくまでも最終的には、小説は読み手のものだと私は思います。

確かにそうですね。
日記と違って、読まれることを前提に書いているのだから、最終的にその小説は読み手の手の中にあって、読み手と一体化していることが自然なのかも。

でも黒いネコがそれに気づいたのも、そんなに昔じゃなかったりします。(^^ゞ
知人の「面白くない」の一言で目が覚めて、考えを改めました。
自分の考えや気持ちを表現しながらも、他の考えや可能性も否定しない捉え方。
それが大切な気がしてます。

そしてすぐれた物語には、読み手を…人を変えてしまう力も。
だから、そういうものを書ける書き手も、またすごいと思う。

また、時代に望まれるお話もありますね。
それに人々が願う夢を描く物語は、すべてが作りごとなのではなくて、現実から始まっていることもあります。
たとえばサンタクロース。
サンタクロースの原形は、聖ニコラスって言って、今のトルコに住んでいた人だっていうのはみんな結構知ってるかな。
貧しい人にこっそりとプレゼントしていたことが、サンタクロースの話につながっています。
これはそういう人物像を、誰もが望んでいたからじゃないかな。
だからサンタクロースの話が出来上がった。

小説では飢えを満たすことはできません。
でも、心を満たすことは可能です。
だから、いつの時代でも物語に没頭する人がいるし、日夜創作に励む人がいる。
黒いネコもその中の一人なのです。

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「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

「うつほ」について少し補足させてください。黒いネコさんの「うつほ」が「優しさと強さ」をうみだしている。そこがとても重要だと思います。
私は中上の作品を初めて読んだとき、「なんだこりゃ?」と思いました。暴力的で破壊的で、そこのところにしか目がいかなかったのです。今でも好きかと聞かれれば、苦手なほうでしょう。が、人はカームなものばかりに救われるわけでもないのだと気づいたのは、書き始めてからずいぶんたったころでした。ゲド戦記を翻訳された清水真砂子さんの著書に「幸福のつくりかた」という本があって、まさに児童文学を志し始めたころ読みました。私はそのとき、子どもたちには幸せを、喜びを伝えねばならないと短絡的に思い込んでしまいました。もちろん、清水さんはそんなに単純なことを書かれていたわけではなかったのですが、若かった?私はそれしか読み取れなかったのでしょう。けれど、人間が感動やカタルシスをおぼえる一つの点は、自分と同じ無力な人間がどうしようもない状況や苦境、自分の中のおさえようもないデモーニッシュなものをなんとか乗り越えようとじたばたあがく姿なのだと今は理解しています。そして、それを少しでも乗り越えられたとき人間は喜びを感じるのだと、このごろになってようやく腑に落ちて納得できるようになりました。あの時から今までに、森くま堂にもさまざまなことが起こりましたから。体験しなければ、心でわからないことってありますね。黒いネコさんはご自分でも言っておられるようにさまざまな経験を持っていらっしゃる。そしてなおかつ、それを優しさに変えようとなさっている。それこそが人を救う感性だと思います。「うつほ」を埋めるものに優しさと強さを選ばれたのなら、きっと優しくて強い物語ができる。が、そのためにはご自分の「うつほ」に痛いほど目をこらさなければならないかもしれません。時にそれは辛さを伴うかもしれませんが、頑張って下さいね。新しい作品楽しみにしています!よければ、いつか私の書いたものも読んでください。えらそうに言っていますが、自分ではちっともできていないので、笑われてしまうかしれませんが。
今度は、初めて本格的に大人の小説を書こうとしています。「新潮」に応募してみようと思っているのですが。まあ、ムリかなあ!?
それから、夏休みが始まって、本来のこのパソコンの持ち主が帰省してきます。当分、パソコンの前に座る時間も取れなくなりそうなので、また、夏休みが終わったらお邪魔させていただきます。
がんばれ、黒いネコさん!
そうそう構造を学ぶなら、古くはないですが中島京子さんの作品がいいです。「FUTON」など最高ですよ!

投稿: 森くま堂 | 2008年7月18日 (金) 09時27分

勉強になります。
森くま堂さんは、文学についてきちんとべんきょうされていますね。勢いだけで書いている黒いネコとは大違いです。(^^ゞ
「うつほ」が無で、それを埋める為に物を作る……そう考えていたら、宇宙につながってしまいました。(^0^*
無の世界でビックバンが起きて、銀河系が光よりも早く広がっていくように、物語があふれてくるといいなぁ~。

……「うつほ」とは闇というか、自分の中にある違和感みたいなものなのでしょうか。
それを自分と一体化させる為に、昇華させる為に何かを作る。
そういうことなのでしょうか。

読者が感じる感動やカタルシスは、やっぱりある程度共通する部分がありますね。
でもそれを人真似にならないように、オリジナリティたっぷりで書くのもけっこう難しい。

森くま堂さんの作品も読ませてくださいね。
黒いネコもけっこう辛口かもしれませんけど。(* ̄∇ ̄*)

投稿: 黒いネコ | 2008年7月19日 (土) 08時35分

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