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新風舎破産手続き

書き忘れていたことを今思い出したので書いておくのだ。
民事再生法で立て直しを図っていた新風舎だけど、1月18日付で破産手続きに移行。
つまり倒産なのだ。

個人的な意見なんだけど、民事再生法での立て直しは難しい。
結局のところ、債権者に涙をのんでもらって、お金を取り立てないでください…ってことだから。
良いように解釈すると…今倒産すると回収できる金額が少ないけど、ここで協力していくらかの債権を放棄すれば、将来会社が立ち直ってきちんとした支払いを受けることができるかもしれない…ってとこかな。
だから民事再生法の適用には、債権者の同意が必要不可欠。
でも、冷静に考えると、新風舎を取り巻くこの状況から立ち直るのには、無理がある。
新風舎の場合は、債権者に著者もいて、詐欺被害にあったと思ってる人もいる。
現に裁判を起こしている人もいるし。
そんな状況で、債権者全員の同意を得ることすら難しかったはず。

今回の騒動は起こるべくして起こったんだろうけど、どうしても納得できない点がひとつ。
『なぜ新風舎は、自費出版だと言わないんだろう』
黒いネコ的には、新風舎のやってることは自費出版だと思う。
それを一般の書籍のように扱ったところから、歪が生まれたんだよね。

多くの出版社がいろんな小説を公募で募集している賞があるけれど、その賞を受賞したって、そうそう売れるものじゃない。
受賞賞金だって賄えないことも少なくないんじゃないかな。
そこにもってきて、何の賞もないただの素人が書いた小説を、店頭に並べて売ってくれる書店があるとは思えないし、買ってくれる人だって……。

…夢を見させてくれるのは大賛成。
でもウソは良くない。
新風舎から出版された本の中で、営業の人が本当に売れると思った本はどれくらいあるんだろう。
一般の書籍と比べて、全く見劣りしないと感じた本はどれくらいあるんだろう。

付加価値の高い自費出版…本当はそれが新風舎が目指さなきゃいけないものだったんじゃないかな。

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